略奪者

略奪者

最下段

マロデール——それは「誤り」の道への入り口であり、その始まりは、時間を支配する力へと至る道とは思えないほど、はるかに現実的な技術から始まる。すなわち、盗みである。

身体はほどほどに強化されるが、その代わりに手は顕著に変わる——手首と指の安定性と柔軟性は、その素早さで知られるようになる。これに加えて、短剣や短剣のような短い武器を扱う技術も備わっている。

能力は二つあり、どちらも実用的だ。

優れた観察——マロデールは周囲十メートルにある貴重な品物を直接感じ取るが、正確な場所までは特定できない。箱や戸棚に何か価値のある物が入っていると分かるが、それが何であるかは見えない。

盗み——他人のポケットから物が、持ち主に気づかれずに彼の元へ移る。

一見すると、これには神秘的なものは何もない。ただの泥棒で、非常に優れているだけだ。だが、この「盗み」こそが、この道全体を育てる種となる。今後は財布ではなく、あの世の力、思考、他人の人格、時間、そして最終的には他人の神格化の儀式における居場所を盗むことになる。

マロデールに与えられなかったものも示唆的である。呪文も、防御も、霊的な視覚もない。戦闘段階の異界者に対しても、彼は素早い手を持つただの人間のままである。彼が第九段階で持っているものはすべて、誰も待っていない場所に現れ、誰も気づかぬうちに他人の物を持ち去る能力だけである。

このような始まりは、この道全体の性質を決定づける。「誤り」はどこでも正面からぶつからない。それは隙間を見つけて、それを利用する。マロデールは他人のポケットの隙間を見つけ、この道の頂点は、他人の神格化の隙間を見つける。しかし、その手法は同じである。

段階について

名前略奪者
シーケンス番号9
既知の担い手最下段
原題マローダー
中国語名盗賊
上の段階詐欺師

主成分

血の斑点のある黒い蚊 1匹

ろうそく喰らいの核 1個

補助成分

他人の血液100ml

異なる人物の爪の破片9個

サファイア1個

バーベナ粉末10g

ページ作成者: HappY