モンスター ― 運命の輪の道への入り口であり、この段階がその名を得たのは姿のせいではなく、その持ち主を周囲の者がどう捉えるかによるものである。
その唯一の特徴は、極めて高い霊的感覚である。モンスターは他の者には聞こえない音を聞き、他の者には見えない景色を見、時折未来を見分け、危険を鋭く感知する。
外から見れば、それはまさに段階の名の通りである。人は存在しない騒音に身を震わせ、空の隅を見つめ、一時間後に庇が崩れ落ちる通りを進むことを拒む。無知な者にとって、彼は奇妙で、不気味な存在である――「モンスター」。
この段階は戦闘の力をまったく与えない。それこそがその主たる弱点である。だがその代わり、多くの者が欠いているものを与える――災厄が起こる前に、災厄が近いと理解することだ。
式は、いかに平穏に見えるかという点で興味深い。多色の鯉の尾、銀色の四つ葉のクローバー、三つの普通の四つ葉のクローバー、そして第九段階の異界者が結える幸運のお守りがひとつ。さらに、自身の血が九滴加えられる。