旅人は道の途中であり、そのために扉の道が存在する段階である。ここで真の転移が現れる。
位置の確定——保有者は常に自分がどこにいるかを知っている。霊界では生来の方向感覚を持つため、迷うこともなく、傷ついて外へ出ることもない。
旅人の扉——彼は霊界への扉を開き、そこを歩きながら、現実世界を感じ続ける。これが遠距離転移であり、道が長くなるほど瞬間性は失われる。極限の距離は段階と霊体の強度に依存する。
瞬き(フリッカー)——背後に幻影の痕跡を残す短距離転移。旅人は目標の間近に現れては跳ね、相手の意表を突く。
不可視の手——彼は距離を隔てて物体を手にする。
瞬きと転移の違いは細かいが、決して無視はできない。瞬きは地勢に相当する霊界の一区画に依拠するが、転移は霊界全体に依拠する。転移を頻繁に行うことで瞬きの効果を得ることはできるが、ただそれだけ多く霊力(スピリチュアリティ)を消耗する。
弱点もある。霊界との繋がりが断たれると、旅人は文字通りどこにも動けなくなる。また彼の力が抑圧されたならば、小さな周囲の範囲の瞬きしか残らない。
以前の段階の記録もまた向上する。今や保有者は四つまでの半神の力を保持し、その働きは真の第四の序列に近い。
昇格の儀式には相応の徹底さが求められる。霊界の奥深くにある四つの地点を、しかもそれらすべてが互いに遠く離れていることだ。